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大雪どうやって対策する?最低限これだけはやっておこう

みなさんは大雪による雪害を経験したことがあるでしょうか。

じつは日本の国土の半数以上が、豪雪地帯に指定されています。

また、普段雪の降らない地域でも大雪が降ると

ライフラインが止まったりしてしまうため、

雪害対策は普段からしておきたいところですね。

そこで今回は、大雪が降った時のとるべき対策について

解説していきます。

結論から言うと、大雪の対策として、

防災グッズを揃える

例)食料(カップ麺、レトルト食品、缶詰など)、

飲み物、暖房系グッズ(湯たんぽ、カセットコンロ、使い捨てカイロ)

  その他衛生用品、乾電池、懐中電灯など

倒壊しそうなものが敷地にある場合は、サポート柱で支えるか、一時的に撤去する

例)カーポート、ビニールハウスなど

こまめに除雪作業をする

この3点が大きく挙げられます。

順番に見ていきましょう。

大雪の対策その① 防災グッズを揃える

大雪が降ると、電気、ガス、水道のインフラ設備が止まるのが一番の懸念点です。

我々はつねにインフラ設備に依存して生活していますが、

大雪に備える場合、上記3点のインフラ設備が無い環境での生活を

想定しなくてはいけません。

まず、電気の代わりとして乾電池と懐中電灯、

ガスの代わりとしてカセットコンロとボンベの準備は必須です。

その他としては、

食品

非常食としてそのまま食べられる長期保存用のパンや缶詰などが売っているほか、

カセットコンロや電池式ケトルを使う場合は、

レトルト食品、カップ麺などが候補になります。

飲み物

水道が出なくなることを想定して、事前に水を購入しておきましょう。

暖房グッズ

電気のインフラが止まり、エアコンやストーブが使えないことを想定します。

使い捨てカイロや電池式ストーブ、湯たんぽなどを準備しましょう。

その他

ウェットティッシュやマウスウォッシュなどの衛生用品、

また、持病がある方は薬が切れないかも事前にチェックしましょう。

基本的に「防災グッズ」と、「無くなったら困るもの」を

事前に備蓄しておくのが鉄則ですね。

大雪対策その② 倒壊しそうなものが敷地にある場合は、サポート柱で支えるか、一時的に撤去する

こちらは主に一軒家に住んでいる方が該当します。

雪の重さに耐えきれず、カーポート(一軒家の駐車場についている屋根)や

ビニールハウスが倒壊してしまう可能性は十分にあります。

カーポートが駐車場についている方は、サポート柱を新たに取り付けることで、

倒壊のリスクを減らすことができます。

ビニールハウスの場合ですが、もし冬に農作物を育てていないのならば、

一旦撤去するのが安心です。

育てている場合は、

  • ・ビニールハウスのパイプ管を強度の高いものに取り換える、増設する
  • ・鳥よけネットなど、雪が積もる原因になりうるものは撤去しておく。
  • ・ビニールハウス内の温度を上げて、雪の融解を狙う

といった対策が可能です。

特にカーポートの場合はたった2本の柱で屋根を支えている場合が多いので、 注意が必要です。

大雪対策その③ こまめに除雪作業をする

除雪グッズを揃えて、積極的に除雪作業をしましょう。

人が歩いたり、車が走るときの道を確保することができます。

  • 除雪用スコップ(もしくは除雪用ほうき)
  • 手袋、カイロなどの防寒用具
  • 滑り止めの靴
  • 雪下ろし棒

上記4点があると除雪作業が捗ります。

できれば10cm雪が積もる前に、こまめに除雪作業するのがお勧めです。

雪の下の部分が固くなる前に除雪できれば、アイスバーンを防ぐことができます。

雪が少ない地域の場合は、積雪5cm程度の段階で除雪用ほうきを使用することで、

少ない労力で除雪をすることが可能ですね。

また、道路だけでなく、自分の家の屋根についても気配りが必要です。

積雪で屋根が倒壊しないように、

雪下ろし棒を使って小まめに屋根の上の雪をはらってあげましょう。 特に雪下ろし棒はカーポートやビニールハウスにも使えるのでお勧めです。

大雪の対策についてまとめ

大雪の対策についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

筆者の場合、大雪が降ってからホームセンターに行ったら

防災、除雪グッズがすべて売り切れになっていたことがありました。

大雪の対策はとにかく事前準備が重要になってきます。

雪が積もる前に先手を打っておくことを常に心がけましょう。

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