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メガネの曇り止めの代用を解説

寒い時期のこの季節、メガネがくもるシーンはとても多いですよね。

コロナ渦のため、メガネとマスクを同時に付けなければいけないのも

拍車をかけています。

メガネのくもり止めグッズを購入すればいいのですが、

買おう買おう、と思ってても買うのを忘れてしまい、またメガネが曇ってしまう・・・

というケースもあるのではないでしょうか?

(少なくとも筆者はそのうちの一人でした)

そこで今回は、メガネのくもり止めの代用となりうるものを

いくつかご紹介していきたいと思います。

結論から言うと、メガネのくもり止めの代用となりうるものは、

  1. 界面活性剤が含まれているもの(中性であることが条件)
  2. じゃがいもの皮
  3. 唾液

上記3点になります。

順番に見ていきましょう。

くもり止めの代用① 界面活性剤が含まれている物

「界面活性剤」が含まれているものは、くもり止めとして利用することが可能です。

実際に、メガネクロスには界面活性剤が使われている場合があります。

ただ、界面活性剤が含まれていればなんでもいいのかというとそうでもなく、

「中性」のものを使用するのが望ましいです。

アルカリ性、酸性のものでレンズを拭いてしまうと、

レンズのコーティングがはがれて、傷がつく原因にもなりえます。

身近にある界面活性剤がふくまれているものは下記が該当しますが、

全て中性のものであることが前提なので、

注意が必要です。

界面活性剤が含まれていることが多いもの

  1. 食器用洗剤
  2. シャンプー、リンス
  3. ハンドソープ、石鹸

あくまで「くもり止めの代用品」のため、

塗り方を間違えるとレンズのコーティングをはがしてしまうことがあります。

必ず冷たい水で薄めて(※)、メガネ拭きでふき取るようにして

使用するようにしてください。

(※原液が濃すぎると、レンズのコーティングが剥がれる原因になりますので  ご注意ください)

くもり止めの代用② じゃがいもの皮

実はじゃがいもの皮に含まれている「でんぷん」もくもり止め効果があります。

「鏡のくもり止めにはじゃがいもの皮が有効」というのは、

ひょっとしたら聞いたことある方がいるかもしれませんが、

眼鏡のレンズにもじゃがいもの皮は有効です。

本来「レンズがくもる」というのは、

レンズの表面に水滴がでこぼこに付着し、光の乱反射によって

起こりうるものです。

しかしじゃがいもの皮に含まれているでんぷんは、

水との親和性が高く、レンズについた水滴を平らにする(水膜にする)作用があり、

光の乱反射を防いでくれます。

これにより、結果的にくもらなくなる、という訳です。

そのため、メガネを拭く際に、誤ってでんぷんを一緒に

ふき取ってしまうと、くもり止め効果が薄まってしまうので、

じゃがいもの皮をくもり止めに使用する際は優しくふき取るよう 心がけてくださいね。

くもり止めの代用③ 唾液

人によっては少し抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

唾液もくもり止め効果があります。

唾液には「リパーゼ」という成分が含まれており、

この成分も水との親和性が高いため、じゃがいもの皮と

同じ仕組みでくもり止め効果を実現できます。

一番お手軽な方法ですが、人によっては衛生的に

気にする方もいらっしゃると思いますので、

あまり人前ではやらない方がいいかもしれませんね。

メガネの曇り止めの代用まとめ

メガネのくもり止め代用品について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した代用はいずれもくもり止め効果がありますが、

基本的には専用のくもり止めグッズを購入するのをオススメします。

代用は本家のくもり止めグッズほどのくもり止め効果はありませんし、

特に代用①でご紹介した界面活性剤関連のものになると、

原液のさじ加減次第ではレンズを傷づけるリスクがあります。

あくまでくもり止めグッズを購入するまでのつなぎとして

使用してくださいね。

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